自動車整備士 3 級の勉強のしかた:4 分野の進め方と 4 週間の計画例
公開 2026-11-03
自動車整備士 3 級の学科は、部品の名前と働き、点検のしかた、計測器の読み方、法規と、覚えることが広い試験です。この記事では、本サイトの勉強モードを使って、効率よく進める方法を紹介します。
3 級の種類
3 級整備士には、3 級自動車シャシ・3 級自動車ガソリン・エンジン・3 級自動車ジーゼル・エンジン・3 級二輪自動車の種類があります。受験資格・試験日・合格基準などの最新の情報は、必ず国土交通省と日本自動車整備振興会連合会(日整連)の公式の案内で確かめてください。
4 つの分野で考える
勉強モードでは、内容を次の 4 分野に分けています。
| 分野 | 主な内容 | つまずきやすい点 |
|---|---|---|
| エンジン等 | 4 サイクルの行程、潤滑・冷却、燃料、吸排気、点火、充電・始動 | バルブの開閉時期、点火順序、電気回路 |
| シャシ | クラッチ、変速機、プロペラシャフト、デフ、サスペンション、ステアリング、ブレーキ、タイヤ | 動力の流れの順番、ブレーキの油圧 |
| 整備機器等 | ノギス・マイクロメータ・ダイヤルゲージ・トルクレンチなどの使い方、材料、油脂 | 目盛の読み取り |
| 法規 | 道路運送車両法、保安基準、点検整備 | 数字(期間・寸法)の暗記 |
覚え方のコツ
- 名前は形と一緒に覚える:文字だけで覚えた部品名は、問題の図で見ると答えられません。3D 部品図鑑で回しながら、どこにあって何とつながっているかを確かめます。
- 流れで覚える:「エンジン → クラッチ → 変速機 → プロペラシャフト → デフ → ドライブシャフト → タイヤ」のように、力・燃料・電気・油の流れの順に並べると、働きの説明問題に強くなります。駆動系の流れは駆動系のしくみと計算でも解説しています。
- 計算問題は式を 1 つずつ:減速比・トルク・回転数の計算は、式の形が決まっています。シミュレーターで値を変えて答えを確かめると、式の意味がつかめます。
- 目盛は手を動かして練習:ノギスやマイクロメータは、読み方を知っていても本番で迷いやすい問題です。計測器の使い方で、動かしながら読む練習をくり返します。
- 間違えた問題だけを回す:問題演習は、間違えた問題を記録して復習できます。正解した問題より、間違えた問題に時間を使います。
4 週間の計画例
| 週 | やること |
|---|---|
| 1 週目 | 教科書(解説)でエンジン等を 1 周。3D 部品図鑑でエンジン本体・潤滑・冷却・燃料の部品を確かめる。分野別の問題演習で確認 |
| 2 週目 | シャシを 1 周。駆動系シミュレーターで動力の流れと減速比の計算を確かめる。分野別の問題演習 |
| 3 週目 | 整備機器等と法規。計測器の読み取りを毎日 10 分練習。法規の数字はまとめて表にする |
| 4 週目 | 模擬試験を 1 日 1 回。間違えた問題を教科書に戻って読み直す。苦手な分野だけの問題演習 |
勉強モードの模擬試験は 30 問・60 分の形式で、採点後に解説を読めます。成績はお使いのブラウザに保存されます(ほかの端末とは共有されません)。
勉強モードについて
勉強モードの教科書・問題・部品の説明は、この教材のために書いたものです。日整連の過去問題や教科書を写したものではありません。正式な教科書(日整連の発行)と合わせてお使いください。
参考
- 国土交通省 自動車局:自動車整備士技能検定の実施・合格発表
- 一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会(日整連):登録試験・教科書